最高研究機関の実態ー新自由主義の方が税金の無駄遣いでは?-
『日本歴史』10月号(761号)に、国立歴史民俗博物館教授・井原今朝雄の近況が報告されている(144頁。「はがき通信」)。
「意味不明」の報告書作りに追われているらしい。
傍線に示したように、6つの報告書を抱えているようである。多忙な様子が目に浮かぶ。
しかも、「なんのための…」以下の部分が示すように、やっている本人も大して意味があるとは思っていないのである。
こういう問題こそ、一般マスコミに大きく取り上げてもらいたいものである。
国立歴史民俗博物館と言えば、歴史学系の研究機関としては最高レヴェルの一つである(民俗学もあるので、歴史学系とばかりは言えないが)。
そこでの仕事の実態がこのような有様では、国内の研究機関では、社会的意義のある歴史学の構築は不可能ということである。
当然、この状況は新自由主義がもたらしたものである。「改革」の方が、税金の無駄遣いを生むだけではないか?
(この項、終わり)
「意味不明」の報告書作りに追われているらしい。
生業と技術呪術の共同研究報告刊行が終りました。今春から高松宮本等の漢籍共同研究が始まりました。日文研での日記・国文研での陽明文庫・人間文化研究機構での環境思想の共同研究が続き、科研も今年報告書を出さなければなりません。…なんのための共同研究なのか、人文社会科学の新研究分野の創造に役立っているのか、史料に沈潜しつつも、疑念が湧いてくる昨今です。
傍線に示したように、6つの報告書を抱えているようである。多忙な様子が目に浮かぶ。
しかも、「なんのための…」以下の部分が示すように、やっている本人も大して意味があるとは思っていないのである。
こういう問題こそ、一般マスコミに大きく取り上げてもらいたいものである。
国立歴史民俗博物館と言えば、歴史学系の研究機関としては最高レヴェルの一つである(民俗学もあるので、歴史学系とばかりは言えないが)。
そこでの仕事の実態がこのような有様では、国内の研究機関では、社会的意義のある歴史学の構築は不可能ということである。
当然、この状況は新自由主義がもたらしたものである。「改革」の方が、税金の無駄遣いを生むだけではないか?
(この項、終わり)
この記事へのコメント